- ローストビーフの特徴
- 【黒毛和牛A4ランク以上】
素材:肩、モモなどに対して、内モモ肉のみを使用。
調理:7時間以上、低温で焼き上げる。
高温で表面に焼き目を付けて、7時間以上、低温で焼成していく。
24時間以上、冷蔵で熟成させる。
→結果、38時間以上の調理行程を得たものしかお客様の前に出していない!
【豪州産】
脂身が少なめなことより5時間~6時間、低温で焼き上げている。
その他の調理工程は黒毛和牛と同様。
☆こだわる理由
素材の牛の「筋肉」と「油」に注目している。
筋肉:高温&低温で仕上げる。
油:人間の体温以上で溶けてしまう。無色透明。
冷蔵で熟成させて、薄い肉に仕上げる。
食べるときには旨く油が溶けてジューシー。
☆タレ
甘めなシャリアテーソースの味付け。
ヘルシーなナチュラルマヨネーズを使用。
☆スープ
牛のテールスープ。
テールの取り方→4時間以上、低めの温度で煮込む。
旨みは出して臭みは出さないような調理をしている。
☆口直し用
ビネガー(キャベツのピクルス)、山わさび、クリームチーズの味噌漬け。
お肉にブラックペッパー。 - 2品のみで勝負できる「人気の理由」と「こだわり」
- ☆人気の理由
高級メニューの位置づけともなっている「ローストビーフ」を手ごろな価格で、いつでも気軽に食べることが出来る点が大きいとのこと。
☆こだわり
専門店は秋葉原店、原宿店、池袋店の3店舗のみ。
※吉祥寺店(店名:洋食 大野亭)はローストビーフ以外のメニューもあり。
現状、フランチャイズ展開等は見送っているとのことで、限られた店舗でクオリティの高い商品を確実に提供し続ける「こだわり」を最優先にしているらしい。 - 秋葉原ならではの特徴
- 男性客が多い。
- お店の歴史
- 秋葉原が1号店→男性:8割、女性:2割
原宿が2号店→男性:2割、女性:8割
池袋が3号店→男性:5割、女性:5割
吉祥寺が4号店→男性:3割、女性:7割(※ローストビーフ以外も提供)
→吉祥寺(店名:洋食 大野亭)のみ、年配層の方々のニーズに合わせて、ハンバーグ、ステーキ等、他メニューも提供しているらしい。 - 視聴者への一言
- 高級素材のローストビーフを食べれるのは当店のみ。
一度食べればわかります!
- 和牛ローストビーフ丼定食 肉増し(2820円)
- 着丼した時のビジュアルにそこまでのインパクトを感じなかったものの、幾重にも巻かれ、うず高く盛られた肉を丁寧に剥がして頬張ってみると一瞬にしてその存在感に圧倒されました。
よくあるミディアムタイプのローストビーフに比べ火の入り方は圧倒的にレア、そして限りなく薄くスライスされてある為、肉料理における柔らかさの限界に近いのではないかと感じさせてくれます。
また、肉自体に付いてる味は薄めですが肉本来の旨味を味わう事が出来るのに加え、途中山わさびやクリームチーズなどで味の変化を考慮すると絶妙な塩梅と言えるでしょう!!
ちなみにソースは玉ねぎの甘みが効いた和風オニオンソースと言ったところですが、ぱっと見かかっている量は少なめです。
しかしながら、その量だからこそどんどん食べ進めてもタレのくどさを感じる事なく最後まで楽しめます。
肉の薄さや味付け、はたまたタレの量に至るまで、食べる側への配慮・こだわりが感じられる一杯でした。
(取材者:近間岬) - ローストビーフ丼定食(豪州産) 肉増し(1740円)
- 見た目こそ和牛とほぼ一緒ですが、一口食べるとその違いは一目瞭然です。
和牛が上品な旨味と柔らかさに特化しているのに比べ、豪州産は十分な柔らかさを持ちつつも適度な噛みごたえがあり、噛むたびに力強い肉の旨味を感じる事が出来ます。
がっつりと肉感を味わいたいならこちらがオススメです!
火の入り具合やタレは一緒ですが、肉の味がガツンとくるので味変には黒胡椒が最高に合います。
和牛に黒胡椒を掛けすぎちゃうと肉の旨味を掻き消してしまいがちですが、こちらはむしろがっつりかける事で良い意味で乱暴な、ご飯を掻き込みたくなるパンチの効いたローストビーフ丼を堪能できます。
(取材者:近間岬)